第10回研修会
日本医師会館
H30.6.30

労務管理・働き方改革

労務管理・働き方改革

  ディスカッションをはじめる前に本グループの課題説明を行い、働き方改革としてすでに何らかの具体的な規定などを取り入れているか? もしくは規定を予定をしているか?を伺ったところ、目下のところ実際に働き方改革を行っている医師会はなかった。

  また、働き方改革についても、それを取り入れるべき事務長などの管理監督する側と、取り入れて欲しい立場の一般職員ではとらえ方がまるで違うであろうことから、その立場の違いを伺ったところ、事務長とそれ以外の構成は約半分ずつであった。

  今回の参加者の中には顔なじみの方もあればはじめての方もあったため、活発に意見を出し合ってもらうためのアイスブレイクとして会場内のテーブルを5つの島に分けるという作業を参加者全員で行っていただき、4名×3つ、5名×2つのグループでディスカッションをスタートした。

  当初、本グループでは労務管理と働き方改革の2つのテーマを時間で分けてディスカッションしていただこうと思っていたが、メンバー構成を考えるとこれらを明確に区切って議論することはできないと思われたため、両者をひとまとめで各40分ずつ、休憩をはさんで計4回、夫々のテーブルで自由に話していただいた。なお、休憩を挟むごとに各テーブルのメンバーを約半分ずつ入れ替えてゆき、多数の方々と意見交換ができるようにした。

  しらぬい研修会の今回のディスカッションでは、テーマこそ(1)職員研修、クレーム対応 (2)労務管理、働き方改革 (3)ICT、地域包括ケア (4)入退会、会費、経理 (5)災害対応 と分けているものの、全て「顔がみえる交流」をベースとして企画していること、また、中でも本グループの「労務管理、働き方改革」は各医師会の規模・構成などによって結論がさまざまあり、一定の結論が出るものではないため、各グループで意見をまとめた上での発表はあえて行わなかった。この場で知ったこと、気づいたことを日々の業務に役立てていただきたいと思う。

  参加者からのご意見として、実際にどう改革を行ったかを聞きたくて参加されたという方もいらっしゃったため、今後の研修会開催にあたり、そのような実例を聞ける場も検討していきたい。


  ※資料:労務管理・働き方改革
文責:担当幹事 川西市医師会 深町 隆史
中央区医師会 名取さゆり

風景1  風景2